岩佐 樹里
フランス生まれ、東京育ち。幼少より松山バレエ学校にてクラシックバレエを学び、東海大学教養学部芸術学科音楽専攻課程卒業。 第16回国際なかのダンスコンペティションにてセンターフィールド賞受賞。2015年よりAmherst Early Music Festivalにてヒストリカルダンスのアシスタント、バロックオペラのソリストダンサーを務めている。2015年3月アメリカニューヨークコープランド音楽院にてバロックダンスリサイタルを行う。2016年9月にはバッハフランス風序曲に振付を自身で行い、台湾台北市において台湾初のバロックダンスコンサートで踊り大好評を博し、その後アメリカツアーにて同プログラムを複数都市で再演。また、2017年12月にはフランス、ナント市のEnsemble Stradivaria 30周年記念コンサート特別ゲストとして出演。2018年にはアメリカStony Brook大学のBaroque Sunday、Stony Brook Operaに出演。Catherine Turocy、Drew minter、Ken Pierce、Arthur Haas Daniel Cuillerらと共演。国内外で公演に出演する傍ら、日本では音楽家のためのワークショップなどを国内各地で行っており、初心者にも分かりやすいバロックダンス講座には定評がある。2016年12月神奈川県高等学校教育研究会大会講師、2017年1月東京都立芸術高校グローバルキャリア講習会講師を務める。 バロックダンスをDorothy Olsson氏、Kaspar Minz氏、浜中康子氏、Thomas Baird氏に師事。 バロックダンス教室アイリスの会、大阪お姫様アカデミー主催。CUNYコープランド音楽院バッハ講習会日本実行委員会バロックダンスコーディネーター。著書「踊って楽しむバロック舞曲」(吉澤実氏との共著)https://www.julie-menuet.com






上田華央
武蔵野音楽大学器楽学科(ヴィオラ)卒業。ヴァイオリン・ヴィオラ・中世フィドル奏者。モダン→バロック→中世と興味は移り、中世フィドル・レベック共に他の中世楽器に合う調弦法を考案。演奏法においても独自の研鑽を積む。アンサンブル雲水/ジョングルール・ボン・ミュジシャン メンバー。「WS♪あなたも中世音楽師」「フィドリ倶楽部」「フィドリズ投げ銭ライブ」等企画し好評を得る。「レ・ジョングルール」CDリリース。2013年日本中世フィドル協会設立。 fiddle.medieval.jp






氏家厚文
国立音楽大学音楽学部及びミラノ市立音楽院古楽科卒業。ミラノ・スカラ座研修所20世紀室内楽研修課程修了。在学中国立音楽大学、ミラノ・スカラ座研修所より奨学金授与。オックスフォード・ザ・シャレミー夏期講習会にてパイプ・アンド・テイバーをビル・タック氏に師事。同講習会の他モンツァ・ベッラーニ中学校音楽科、国立音楽大学、英国パイプ・アンド・テイバー協会等にて講師、審査員歴任。ジョルジョ・ベルナスコーニ現代音楽アンサンブルのティンパニ・打楽器奏者、リコーダーアンサンブル・エクス・リーニョ・ヴォーチスのメンバーとして欧州にて活動。ソリストとしてグロスター・パイプ・アンド・テイバー国際フェスティバル・シンポジウムへの参加の他、国際音楽祭や英国BBC、イタリア放送協会等のメディアに出演。2012年フィラデルフィア国際音楽コンクール打楽器部門第2位、木管楽器部門第3位。2014年リング・アラウンド四重唱団とともにCD「フロットーレ~イタリア・ルネッサンスの世俗歌曲集」をナクソス・レーベルよりリリース。日本パイプ&テイバー協会会長。






近藤治夫
古楽バグパイプ演奏家・製作家。古楽器演奏家。ヨーロッパ中世・ルネサンスの音楽を演奏する「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」代表。中世民衆音楽の担い手である「放浪楽師=ジョングルール」に着目し、その社会的位置や演奏したであろう音楽について探究。1998年「ジョングルール・ボン・ミュジシャン」を結成、中世の放浪楽師の音楽・精神を現代にどう甦らせるかをテーマに、ライブハウス、ストリート等での演奏活動を展開。2002年、本邦初のバグパイプ工房「Atelier de la Cornemuse」を開設、演奏と並行して古楽バグパイプの製作も行なっている。






Sally Lunn(プサルテリウムほか)
名古屋大須の箪笥店で出逢った、家具の廃材から復元された西洋古楽器、中世音楽の響きの美しさに衝撃を受け、それ以来、古楽演奏に傾倒。 楽器そのものの素材が持つ響きに耳をかたむけ、様々な楽器、歌、語りなどを交えながら、即興的創作音楽や中世ヨーロッパ音楽を演奏している。






品川 聖 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
桐朋学園大学古楽器科を1999年卒業後、同年ブリュッセル王立音楽院に留学。2003年ディプロマを取得し首席で卒業。ヴィーラント・クイケン氏ほかに師事。留学中の2001年、安曇野(長野県)でのソロ・デビュー以来、全国各地でコンサート活動を展開。2006年より「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ全曲」のコンサートを毎年開催。2010年より北アルプスの山小屋でもソロ・コンサートを継続。 近年は活動の場を広げ、2015年NHK BSプレミアム「新日本風土記~上高地」に出演。2016年松本と上高地で開催された第1回「山の日」記念全国大会において、皇太子殿下の御前でソロ演奏を披露。これまでに4枚のソロCD をリリース。東京古典楽器センター講師。日本ベルギー学会会員および日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会員。






島根朋史(バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
現代のチェロ、ヒストリカル・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを操る三刀流奏者。 附属高校を経て、東京藝術大学、同大学院修士課程、パリ・エリック・サティ音楽院を修了。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。東京藝大博士課程に在籍。 フランス歴史美術館、東京文化会館でリサイタルを開催。NHKららら♪クラシックに出演し、古楽演奏についての解説者も務めた。古楽オーケストラLa Musica Collana首席奏者。弦楽アンサンブルTGS、オーケストラ・リベラ・クラシカ、レ・ボレアード、古楽アンサンブル・コントラポント、各メンバー。日本弦楽指導者協会 正会員。2019年5月、ALM Recordsより1stソロCDリリース。






杉本周介
米国東ワシントン大学にてピアノをDr. D. ロストコスキ氏、作曲をDr. D. ジョーンズ氏に師事。1991年より渡欧。バーゼルでJ-A. ベッティヒャー氏にチェンバロを、M. ラシェッティ氏にオルガンを学ぶ。国内ではチェンバロを故芝崎久美子氏、風間千寿子氏に学ぶ。 現在は国内各地での古楽器の演奏や指導の他、映像関係の音楽製作も手がける。幼少時から八ヶ岳の麓に在住し、日々畑を耕したりしながら活動をしている。古楽アンサンブル「コンチェルト・ソスピーリ」主宰。






武田牧子
国立音楽大学ピアノ科卒業後、渡米。西ミシガン大学、及びマンハッタン音楽院にて修士課程を終了。マンハッタン音楽院在学中に受講した舞踏史のクラスでルネサンス、バロック・ダンスの実演を観て、歴史的舞踏に興味を持つ。オハイオ州立シンシナティ大学にて、リチャード・パワーズ氏の舞踏史(実技) と バロックダンスレッスンを受講。1997年に帰国。帰国後は、古典舞踏研究会、ダンシングマスター研究サークルに参加し、ルネサンス・ダンスの研究、普及などの活動を続けている。ルネサンス・ダンス集団 「イル・クワトロチェント」を主宰。





原村古楽合唱団
花井哲郎氏の指導のもと、古い合唱音楽を歌うために2013年に長野県原村にて発足した古楽専門の合唱団。グレゴリオ聖歌、ルネサンスやバロックの宗教音楽などを、ア・カペラで、また古楽器のアンサンブルと共に演奏している。 八ヶ岳中央高原教会を活動の拠点としクリスマスなどの礼拝で奉唱するほか、2015年には教会のパイプオルガン完成記念演奏会を開催。また、はらむら古楽祭では古楽アンサンブル コントラポントと共演し好評を博す。 団員は原村在住者の他、広く県内外から集まり、八ヶ岳の四季と共に練習に励んでいる。 >link: 公式web facebook






花井哲郎
古楽演奏家。早稲田大学第一文学部卒業後オランダへ留学、ロッテルダム音楽院で合唱指揮と管弦楽指揮のディプロマを取得。教会音楽家、合唱指揮者、オルガン・チェンバロ・クラヴィコード奏者として活動し、またグレゴリオ聖歌の研究・演奏活動にも従事する。 1996年に帰国後「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」を設立、音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス・フランドル音楽の演奏を続け、ジョスカン・デ・プレのミサ全曲録音に取り組む。また古楽アンサンブル コントラポントのリーダーとして17世紀を中心としたバロック時代の宗教音楽演奏を行う。古楽をレパートリーとする管弦楽団、合唱団、声楽アンサンブルを指導、徹底した古楽の立場からの演奏・普及に努める。フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。






前田りり子 (バロック・フルート)
モダン・フルートを小出信也氏に師事。全日本学生音楽コンクール西日本大会フルート部門高校生の部第1位入賞。その後バロック・フルートに転向して桐朋学園大学に進学。オランダのデン・ハーグ王立音楽院の大学院を修了。有田正広、B.クイケンの両氏に師事。1996年、山梨古楽コンクールにて第1位入賞。1999年、ブルージュ国際古楽コンクールで第2位入賞。バッハ・コレギウム・ジャパン、ソフィオ・アルモニコなどのメンバーとして演奏・レコーディング活動のほか、「フルートの肖像」を東京書籍より出版し、執筆活動にも力を入れている。東京芸術大学、上野学園大非常勤講師。公式ホームページ「りりこの部屋」で検索







丸山韶 (バロック・ヴァイオリン)
1990年、横浜市生まれ。神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞受賞。日本センチュリー交響楽団と協奏曲を共演。東京藝術大学別科古楽科修了。バッハ・コレギウム・ジャパン、レ・ボレアード、ザ・バロックバンドなどのメンバー。古楽アンサンブル コントラポントのコンサートマスター。リクレアツィオン・ダルカディアの公演にゲストメンバーとして出演。古楽オーケストラ La Musica Collana主宰。NHK「ららら♪クラシック」に出演。Trio Aceヴァイオリン奏者。ソロCDアルバム「Con affetto」を299MUSICよりリリース。







八木健治(羊皮紙工房)
自宅の風呂場で羊の毛をはぎ羊皮紙をつくることから出発し、現在は羊皮紙の販売、中世羊皮紙写本の収集・展示、羊皮紙や写本に関する講義・ワークショップを行っている。 楽器や楽譜に羊皮紙が多用されることから古楽に興味を持ち、同じ「ひつじ」を原料とするガット弦づくりを探求。ガット弦自作の楽しさと奥深さに引き込まれる。 西洋中世学会第10回大会にて『古楽器と羊皮紙』展示開催、ガット弦制作体験コーナーを設ける。また、元アクイラ社で現在ガット弦コンサルタントのダニエラ・ガイダーノ氏よりガット弦づくりに関する助言を継続的に受けている。







鷲野宏(アートディレクター/デザイナー)
芝浦工業大学卒(曽根幸一・環境設計研究室)。代議士秘書を経て、現在は、グラフィックデザインや「まち」に関わるアートプロジェクトを中心に活動。主宰する「都市楽師プロジェクト」では、音や音楽を刺激として建築や都市の「その場らしさ」 を共有していくプログラムを実践している。移動する船上から発せられる音をきっかけに、サウンドスケープ(音の風景)の意識化を通じて、日常の都市をセンシティブに鑑賞・体感することをコンセプトにした「名橋たちの音を聴く」など建築・都市空間を舞台とした様々なプログラムを企画している。日本サウンドスケープ協会理事・事務局長。千葉明徳短期大学非常勤講師(現代社会論)。




主催:はらむら古楽祭実行委員会 共催:(株)フォンス・フローリス 後援:原村、原村教育委員会、原村商工会、原村観光連盟、富士見町教育委員会、茅野市教育委員会、信濃毎日新聞社、長野日報社、LCV、茅野市民新聞社 協力:音楽の生まれる村「はらむら」実行委員会、ムジカ・ロゼッタ都市楽師プロジェクト 手書き挿絵原画:吉野剛広 DESIGN:鷲野宏デザイン事務所