「はらむら古楽祭」は、八ヶ岳の麓・長野県原村の豊かな環境の中で、ヨーロッパの中世・ルネサンス・バロックにかけての様々な音楽を「聴いて、学んで、楽しむ」古楽のお祭りです。ここでしか体験できない音に耳をすませに来てください。6回目となる2020年は、9月19日(土)から21日(祝)に開催することが決まりました。多様なコンサートやワークショップを用意してお待ちしております。

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<重要なお知らせ:はらむら古楽祭2020は中止します>
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、大変残念ながら、2020年9月19日(土)から21日(祝)に予定しておりました「はらむら古楽祭2020」は中止とさせていただきます。実行委員会は、長期的な対応が必要であると判断し、年度内での延期はせず、感染の収束状況を勘案しながら2021年度以降の再開を目指します。開催を楽しみにされていた皆様には誠に申し訳ございませんが、ご理解を賜れれば幸いです。(2020/04/01実行委員会発表)

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※このウェブサイトでは、
現在、2019年のコンテンツを掲載してあります。

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国内唯一。村の古楽合唱団。花を添えるのはヴァイオリンとオルガン。八ヶ岳に“はらむら古楽祭”の幕開けの音楽が響き渡ります。(曲目:モンテヴェルディ 4声のミサ曲 ほか)

花井哲郎(指揮)
丹沢広樹(ヴァイオリン)
杉本周介(オルガン)
原村古楽合唱団

9/21(土)13:30-14:30
八ヶ岳中央高原キリスト教会
前売:1800円
当日:2000円
団員割:1500円



古楽器を用いて“いにしえ”の響きをオーセンティックかつ斬新によみがえらせるスペシャリスト集団が、イタリア・ドイツ・フランスのバロックの名曲中の名曲をお聴かせします。

演奏曲目:フランソワ・クープラン「諸国の人々」よりフランス人、ヨハン・セバスティアン・バッハ『音楽の捧げ物』よりトリオ・ソナタほか

花井哲郎(チェンバロ)
前田りり子(フラウト・トラヴェルソ)
丸山韶(ヴァイオリン)
島根朋史(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)

9/22日(日)15:00-16:15
八ヶ岳中央高原キリスト教会
前売:3500円
当日:4000円
当日券は総合案内所で販売。




トロバドール歌曲、マリア讃歌など中世音楽の演奏を聴きながら、当時の社会背景にも思いを巡らせる至福のひと時。

近藤治夫(バグパイプほか)
Sally Lunn(中世ハープほか)
白沢達生(翻訳・音楽ライター)

9/21(土)16:30-17:30
9/22(日)19:30-20:30
八ヶ岳自然文化園・小研修室
会費:2000円



パイプ&テイバー片手に放浪する楽師クリン。彼が訪れる田園、領主の館、修道院、町の広場、居酒屋などの先々で演奏される多彩な中世・ルネサンス音楽。

はらむら中世音楽隊
氏家厚文、須藤みぎわ、近藤治夫、金井隆之、Sally Lunn、阿部等、大喜多陽子、阿部酉子

9/22(日)16:30-17:30
八ヶ岳自然文化園・大研修室
会費:3000円





自然文化園から教会まで、夕闇の森を中世の騎士がキャンドル行列にてご案内。教会では、3人の奏者がそれぞれフルート、ヴァイオリン、チェロのための無伴奏曲を、ほのかな光の中で演奏します。森の静けさと暗闇の中に浮かび上がるバッハの名曲をじっくりとお楽しみ頂けます。

前田りり子(フルート)
丸山韶(ヴァイオリン)
島根朋史(チェロ)

9/21日(土)19:30-20:30※
八ヶ岳中央高原キリスト教会
前売:3000円
当日:3500円
当日券は総合案内所で販売。
※ キャンドルwalkは19:00に古楽祭案内所を出発します。



バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そして2台チェンバロが織りなす華やかな舞曲にのせて、古典舞踏のスペシャリストが舞う優雅なバロック舞踏。そこはヴェルサイユ高原!

岩佐樹里(バロック・ダンス)
丹沢広樹(ヴァイオリン)
品川聖(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
杉本周介(チェンバロ)
花井哲郎(チェンバロ)

9/23(月)11:30-12:30
八ヶ岳自然文化園・大研修室
前売:3000円
当日:3500円
当日券は総合案内所で販売




バグパイプ隊、フィドル隊、パイプ&テイバー隊、中世甲冑隊による練り歩き。楽隊と一緒に八ヶ岳を望む高原を歩きましょう。

9/21(土)12:30-13:00*
9/22(日)14:00-14:30*
9/23(月)10:30-11:00
9/23(月)13:30-13:45

八ヶ岳自然文化園・多目的広場発
(*印の回は教会行・それ以外は広場戻り)
参加無料・ 雨天中止



大発表会
ワークショップで学んだ受講生に先生たちも混じっての賑やかな発表会。(司会:氏家厚文

9/23(月)14:00-15:00
八ヶ岳自然文化園・大研修室
入場無料



中世の甲冑を纏い騎士に扮した「アヴァロン」の面々が、迫力満点の模擬試合を行います。

9/21(土)15:30-16:00
9/22(日)11:30-12:00
9/22(日)15:30-16:00
八ヶ岳自然文化園・コンサート広場
上記時間以外も実施。
見学無料(雨天中止)



蜜蝋キャンドル、装飾品、羊皮紙、古楽譜、古楽CDなどを展示・販売。古楽期間中ずっとOPEN!

八ヶ岳自然文化園・大研修室。
運営:コストマリー事務局



ルネサンス時代に人気のあったクルムホルン。奇妙な形の楽器から奏でられる重厚で優雅な響きをお楽しみください。

クルムホルン・アンサンブル「象使いの会」:阿部等、大喜多陽子、加藤正史、近藤治夫Sally Lunn

9/21(土)19:30-20:30
八ヶ岳自然文化園・ 小研修室
9/22(日)12:30-13:30
八ヶ岳自然文化園・ 調理工作室
会費:1500円




笛と太鼓を同時に奏でるパイプ&テイバーから繰り出される愉快でダンサブルな音楽の数々。

テイバラーズTOKYO:氏家厚文、須藤みぎわ、阿部酉子、山口

9/22(日)12:30-13:30
八ヶ岳自然文化園・小研修室
会費:1000円



誰でも主役になれるフリンジコンサート。古楽愛好家の皆さんによる熱演をお楽しみください。※出演枠は先着順に決定。お早目に!

9/22(日)16:30-18:30
八ヶ岳中央高原キリスト教会
入場:無料
出演参加:10000円
演奏は10分以内。リハーサル20分(本番とは会場が異なります)パイプオルガン(ジャーマン415Hz)使用可。


フリンジコンサートに出演参加される方向けの特別指導です。指導時間は50分で5枠募集します。

講師:花井哲郎前田りり子

9/21(土)・22(日)
スタジオR
指導料:10000円



最終日の朝は、新鮮な空気と森の散策はいかがでしょうか。たどり着く先には木造の教会。そしてパイプオルガンの響きで心穏やかな1日が始まります。

杉本周介(パイプオルガン)

9/23日(月)9:00-9:30
八ヶ岳中央高原キリスト教会
参加費:500円



自然文化園のレストラン「K」では、投げ銭ライブも。

上田華央
(中世フィドル)ほか

9/21(土)12:00-12:30
9/22(日)12:15-12:45
八ヶ岳自然文化園・レストラン





中世の音楽シーンでも最も重要な楽器だった中世フィドル。初歩から教えますので誰でも中世の楽師になれます!

講師:上田華央

9/21(土)13:30-14:30
9/22(日)13:00-14:00
八ヶ岳自然文化園・ 会議室
会費:2000円




古典舞踏の基礎となるルネサンスダンスの初歩を手ほどきするWS。ステップはシンプルなものが多いので、誰でも気軽に参加できます。

講師:武田牧子

9/21(土)13:30-14:30
9/21(土)19:30-20:30
9/22(日)15:00-16:00
八ヶ岳自然文化園・大研修室
参加費:2000円

<ご参加の方へ>
*動きやすい服装でご参加下さい。*底が薄めの上履きなどをご持参ください。*受講生は23日の「大発表会」で成果を発表できます。




舞曲を身体で体験して、コントルダンスを踊れるように。楽器を演奏する人も歓迎。舞曲演奏のコツをつかみましょう。

ダンス講師:岩佐樹里
器楽講師:杉本周介・丹沢広樹

9/21(土)15:30-17:30
9/22(日)09:30-11:30
9/22(日)12:30-14:00
八ヶ岳自然文化園・大研修室

ダンス入門 :10000円
演奏法入門:10000円
聴講各枠:2000円




八ヶ岳・原村特産の白樺の樹皮でつくる素朴なリード笛。

講師:小木曽綾・夏本道子

9/21(土)13:30-14:30
9/22(日)15:00-16:00

八ヶ岳自然文化園・調理工作室
参加費:1000円


※より詳しいご案内はこちら


※WSの1時間前からの白樺の樹皮採取ウォークは中止となりました。上記の日時に調理工作室にお集まりください。



基本的な演奏法を習得した人向けの中級コース。やや複雑なテイバリング(太鼓の叩き方)と、より高度なパイプの演奏を目指す。

講師:氏家厚文

9/21(土)15:00-16:00
9/22(日)15:00-16:00
八ヶ岳自然文化園・小研修室
参加費:3000円

<ご参加の方へ>
*すでにテイバーパイプ(笛)もテイバー(太鼓)もお持ちの方向けのWSですが、パイプについては貸出可能、テイバーについては貸し出せる楽器に限りがありますので、交代での演奏となります。貸出希望の方は、お問い合わせ欄にてお知らせください。 *受講生は23日の「大発表会」で成果を発表できます。



一人で笛と太鼓を同時に演奏するパイプ&テイバーの初心者向けの体験コース。パイプには3つの穴しか空いていないので片手で演奏。もう一つの手で太鼓をたたく。

講師:氏家厚文

9/21(土)13:30-14:30
9/22(日)9:30-10:30
八ヶ岳自然文化園・小研修室
参加費:1000円

<ご参加の方へ>
*楽器は貸出します。テイバーパイプ(笛)については十分な本数がありますが、テイバー(太鼓)については貸し出せる楽器に限りがありますので、できればタンバリン等にひもをつけるなどしてお持ちください。貸出希望の方は、お問い合わせ欄にてお知らせください。





「聖母マリアのカンティガ集」写本に描かれる細密画を楽しみ、楽譜が明確に記されていない「カルミナ・ブラーナ」写本から音楽を復元する方法を紹介。

講師:近藤治夫

9/22(日)11:00-12:00
八ヶ岳自然文化園・ 小研修室
2000円



古楽の弦楽器には欠かせないガット弦はどのように作られるのか?実際に羊の腸から1本の弦にしていくまでを体験する貴重なワークショップ。

講師:八木健治

9/21(土)15:00-17:00
9/22(日)09:30-11:30
八ヶ岳自然文化園・調理工作室
2000円

※9/21の回は定員に達し募集を停止しました。


耳で聴く風景~カナダの作曲家マリー・シェーファ―により提唱されたサウンドスケープという概念をワークショップ形式でわかり易く解説。

講師:鷲野宏

9/21(土)15:00-16:00
八ヶ岳自然文化園・会議室
1000円



主催:はらむら古楽祭実行委員会 共催:(株)フォンス・フローリス 後援:原村、原村教育委員会、原村商工会、原村観光連盟、富士見町教育委員会、茅野市教育委員会、信濃毎日新聞社、長野日報社、LCV、茅野市民新聞社 協力:音楽の生まれる村「はらむら」実行委員会、ムジカ・ロゼッタ都市楽師プロジェクト 手書き挿絵原画:吉野剛広 DESIGN:鷲野宏デザイン事務所